ということで、今回はちょっといつもと趣向を変えて、ルアーカラーのお話です。
明らかに自然界には存在しないカラーもたくさん。不思議ですね~、 |
シーバスは色盲とよく聞きますが、一方で、明確に色を見分けられるとの学説もあり(近年はこっちが優勢ですかね)、一体どっちなんでしょうね〜。ワタクシは不勉強なため正直よくわかりません。
長年の実釣調査、観察の結果を踏まえて、個人的にはやはりルアーカラーが何かしら釣果に影響すると確信しているのですが、どうも経験則頼りで、自分の中では明確な理論は確立できていません。
全く同一の条件で、カラーのみが異なるルアーの釣果比較実験を、それこそ莫大な調査母数の元行ったら、何かしら明確な傾向が見えるのかもしれませんが、個人レベルでは現実的にそんなこと難しいですよね。
まあ、明確な答えなどなくとも、自分で組み立てた仮説、推論に基づいてルアーをチョイスして、それで思い通り魚が釣れたら、それだけで充分楽しいのですが。
というわけで、もしかしたらあまり意味をなさない話かもしれませんが、今回は純粋にこれまでの釣果実績だけから「このルアーのこの色はよく釣れた」というオススメルアー+カラーの事例8選をご紹介したいと思います。
単にある時爆釣したルアーとかじゃなくて、比較的コンスタントによく釣れたルアーとカラーの組み合わせです。
早春の寒い時期から順番に並べます~。
ダイワ スイッチヒッター85Sのカタクチレッドベリーカラー
2月ごろ、早春厳寒期のナイトの釣りでなぜか実績が高いのがスイッチヒッターのこのカラー。
他カラーとローテーションして投げるのですが、毎度決まって釣れるのはなぜかカタクチレッドベリーです。
そもそも、ベイトもほとんどいないこの時期に、スイッチヒッターの何がシーバスの食性を刺激するのか想像もつきませんが、2月のクリアな水の中では、シルエットが際立つダークカラーにアピール力あるレッドのベリーカラーという組み合わせが合っているのかもしれませんね。
DUO マニック115の赤虫レインボーカラー
これは春のバチ抜けシーズンで毎年コンスタントに活躍してくれるルアーです。
マニックは毎年複数色持って行って、必ずカラーローテーションしますが、毎年圧倒的に赤虫レインボーに釣果が集中します。
個人的にはカラーの差はそこまで大きくないのでは?と思ってましたが、このカラーの釣れっぷりを見て考え改めさせられました。
ちょっと側面のレインボーの塗膜が剥げやすいのが難点ですが、剥げてても釣れます。
マニック好きな方はぜひお試しください。
マニックは毎年複数色持って行って、必ずカラーローテーションしますが、毎年圧倒的に赤虫レインボーに釣果が集中します。
個人的にはカラーの差はそこまで大きくないのでは?と思ってましたが、このカラーの釣れっぷりを見て考え改めさせられました。
ちょっと側面のレインボーの塗膜が剥げやすいのが難点ですが、剥げてても釣れます。
マニック好きな方はぜひお試しください。
メガバス カッター90の青イソメカラー
これは非常にリアルな表面処理のルアーです。
あのイソメ類の赤から青へグラデーションするなんとも表現しづらい微妙な色合いを見事に再現しているように思えます。
おまけに表面には浮き出た血管のような模様も。
まず人間が釣れちゃうようなカラーですが、実釣での能力も折り紙つき。
バチパターン盛期には、あまり天候、光量、水質などに影響されずにコンスタントに釣果を叩き出してくれます。
ただ、マニック115ほどは飛距離が出ないため、どちらかというと中近距離戦用ですね〜。
DUEL アーマードバイブ55のLSPCカラー
LSPCは夜光のチャートカラーです。
大昔に読んだルアー釣り入門書では、シーバスは光を嫌うから夜光(グロー)カラーのルアーでは釣れないと書いてありましたが、実際試してみたら全くそんなことは無く、普通によく釣れてくれます。
シーバスだけでなくチヌキビレにも効果絶大。先日もキビレをこのルアー一つで10連発以上しました。
グローカラー故に使用するのは当然ナイトゲームがメインですが、厳寒期のスローな展開でも、夏場のロッドワークを多用するファストな展開でも、どちらでも間違いなく効果はあるようです。
中層以深を攻める小型バイブレーション故に、夜間はやはり目立ってくれる、魚から見つけてもらえるルアーの方が釣れる確率が高いということでしょうか。
グローカラーのバイブレーションってのも意外と種類は少ないと思いますので、ぜひ一度その効果を試してみてください。
シマノ トライデント90Sのナイトスペシャルカラー
ちょっと最近存在感が薄くなってきたように感じますが、未だに実釣性能は一級品のシンキングペンシル、トライデント。
115Sも良く釣れるいいルアーなのですが、あっちはちょっとバネの弱さからくるアクションエラーが多くて、イマイチ安定感に欠けるのが残念なところ。
それに対してこの90Sの重心移動機構は安定しており、なりは小さいですが実釣性能は折り紙付き。一昔前までは年中これ一本で魚を釣っていました。
そんなトライデントの中でも最も良く釣れるのが、「ナイトスペシャル」カラー。
光を透過する暖色系のパールベースにベリーのオレンジの組み合わせは、その名の通りナイトゲームでベイトの種類を問わない汎用性を示してくれましたが、残念ながらボーン素材へのリニューアル時に廃盤カラーとなってしまいました。
ボーン素材だと、透過系のカラーは作れないっぽいですね。よく釣れてたのにう〜ん、残念。
既に廃番カラーなので、現行カラーで一番近いといえばコレですかね~。
ima iBorn78Fのゴールデンキャンディカラー
春夏のベイトサイズが小さい時期に活躍してくれるのが小粒シャッド型ルアーであるアイマのiBorn78F。
このルアー、小さいボディに大き目な動きってのがシーバスに効くと思っていますが、中でも特に優秀なのがゴールデンキャンディカラー。
これまでの実績では真冬以外シーズン問わず活躍してくれていますが、特にこのカラーが爆発するのが夏秋の河川デイゲーム。
詳しい理屈はわかりませんが、どうも河川の淡水系ベイトには黒金系のゴールドカラーが効くのか、このカラーばかり何連発もしたことがあります。
特に濁りが入った時などは最高ですね。湾奥サーフなどで春の濁りが入った潮の時にも威力絶大だと思います。
他カラーに比べて若干塗装が弱い気がします。だんだん背中のゴールドがはげてきて普通のコットンキャンディーカラーになっちゃいますがそこはご愛敬。
是非このカラーの爆発力を試してみてください。
邪道 アーダ零イノベーターのあやめカラー
昨年秋に発売になったアーダ零。
大好きな小粒のシャローミノーということで、当然複数カラーを買いあさりました。
昨年なぜかイワシが回遊してきたいつもの浜で使ってみましたが、中でもこのあやめカラーだけに何故かバイト集中、連発してくれました。
その理由は定かではありませんが、他カラーとローテーションしてヒットが集中したのがあやめばかりだったので、何かしらカラーの影響があったのではと思います。
ところで、アーダ零は意外と少ない小型のシャローミノー。
スローでのレスポンスも良く、ファストでも破たんしないアクションの持ち主で、小粒でも案外よく飛び、シャロー狙いではデイ・ナイトを問わず主力メンバーとなってくれそうなルアーですので、まだお持ちでない方は是非あやめカラーを試してみてください。
アピア エイチベイトのイワシカラー
これは昨年秋のサヨリシーズンにシャローのナイトゲームで多数の70アップを連れてきてくれた、個人的にかなり信頼しているルアーです。
あまりによく釣れるので当然何色か買い揃えたのですが、釣果があるのは決まってイワシカラー。
見た目フツーで特に目立つところのないイワシカラーなのですが、この色がその弱いロール主体の泳ぎにマッチしているのかもしれませんね。
もともとイワシカラーって、普通に釣れるカラーだと思いますが、コイツのイワシは本当によく釣れますので、エイチベイトを買ってみようという方は、是非このカラーから試してみてください。
ちなみに、個人的にはお腹にちょっとイエローが入ってるところも好みです。
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!なお、2023年5月に、Amazonのお買い得釣り具を検索するリンクページ「密林お買い得情報」を大幅リニューアルしました!最新モデル情報の反映や、AmazonとYahoo、楽天間での価格比較が容易にできるよう、より有益なページとなるようコンテンツを見直しましたので、こちらもよろしければ是非チェックしてみてください。思わぬ掘り出し物が見つかるかも!
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