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2018年、個人的に買うべきか否か悩ましい最新シーバスロッド3選(シマノ派)

2018年1月19日金曜日

インプレ エクスセンス シマノ ボーダレス レビュー ロッド ワールドシャウラ 釣具屋偵察 評価

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ワタクシが普段シーバスフィッシングで愛用しているのは「タックル紹介 ロッド」のページでもご紹介している通り、エクスセンス2機種とワールドシャウラ3機種がメイン。






中でも、エクスセンスのS900ML/RS FlexPerformaceは、近年また流行りなのか徐々に増えてきた「曲げて獲る」タイプのロッドで、魚を掛ければ胴から大きく曲がり込むその調子が個人的に非常にお気に入りで、通年ほぼこればかりを愛用しています。




9フィートというレングスはウェーディングにおいても操作性と飛距離双方のバランスがうまく取れた絶妙なレングスで、かつティップに糸絡みが生じた際も、ブランクスの中間を持って手を伸ばせばギリギリ解ける対トラブル性や使い勝手の良さも兼ね備えた長さ。


また、レギュラースローのアクションは、魚を掛けた後の曲がりの美しさだけでなく、長時間キャストを続ける粘りの釣りにおける疲労感軽減にも寄与しています。


湾奥干潟でのウェーディングばかりしているワタクシにとっては、これ一本で充分といえば充分なロッドで、4軸カーボンが当たり前になった昨今、さほど劇的なロッドテクノロジーの向上もないでしょうし、特に使っていて不満を感じることはないのですが、人間の欲とは奥深いもので、最近ちょっと新しいロッドが気になってきました。



そのロッドとは、以下の3本です。


エクスセンスインフィニティ906ML


シマノが満を持して世に出したエクスセンスシリーズのフラッグシップモデル。


ワタクシが気になっているのはその中でもMLのパワーで少し長めの906MLですが、このレングスでもなんと重量は128gってのが驚きです。


普段ワタクシが釣りをするいつもの浜は、兵庫県西宮市の湾最奥部に位置する小規模サーフで、一年を通じてどちらかというと繊細な釣りをすることが多い場所です。


ベイトサイズも小さい場合が多く、使用するルアーはサイズもウェイトも控えめサイズの小型のミノーやシンペン、バイブレーションがメイン。


釣れる魚も最大で80cm前後なので、メータークラスのモンスターを相手にすることもありませんし、ストラクチャーもほとんどないのでヘビーカバーの釣りをすることも極まれ。


よって、魚とのやりとりを楽しめる軟調、LからMLクラスのロッドが最も活躍するのですが、最近、「もう少し遠くに飛ばせられれば」と思うことが多くなってキマシタ。


そんな中登場したのがこのロッド。



9ft6inchというレングスは、ルアーの操作性を損なわないギリギリの長さで、飛距離向上が期待できます。


また、MLパワーのレギュラーファーストアクションという特性も、小型ルアー中心のワタクシの普段の釣りにはぴったり。


正直、モノコックグリップなどの先進のフィーチャーにはさほど興味は持てませんが、レングス、アクション、自重の3点に関してはまさに今必要なスペック。


しかし、今愛用しているS900MLの美しい「曲がり」も捨てがたく、値段も値段だけに即買い換えを決断するほど必要としている訳ではないんですよね〜。



ボーダレスショートスペック260M-T


これも2017年に登場したロッドです。


汎用ロッドであるボーダレスのショート版で、全長自重110gと非常に軽量、対応ルアーウェイトが2g〜28gと非常に幅広く、適合幅は湾奥でちまちました釣りばかりしているワタクシにはぴったりなスペックです。




そのスペックはなんとなく繊細な釣りをするバチやマイクロベイトシーズン、厳冬期のアフター狙いにマッチしそうですし、シーバス以外ではチヌキビレ釣りにも良さげ。


餌釣りでのちょい投げや堤防釣り全般にも使えそうです。


こんなロッドで魚をかけたらよく曲がって楽しそうですね〜。


もうひとつ魅力に感じるのが、小継振り出しロッドであること。


振り出しなのでガイドに糸を通しっぱなしでいいし、さらに仕舞寸法約75cmとコンパクトに折りたためるため、ランガンでの機動力は非常に高そうで、普段の釣りがより気軽になりそうなのがなんともワクワクさせてくれます。


しかしこのロッドも、今のワタクシの釣りに必要不可欠か?と問われれば微妙なところ。


普段ほとんど車で釣り場に向かうので、特に機動力で困ってることはないんですよね。


いざとなればワールドシャウラツアーエディションもあるし。


というわけで、非常に魅力的だけど購入までは至っていない次第です。



ワールドシャウラ2831R-2

 

このロッドは2018年のシマノカタログでその存在を知りましたが、この記事を書いている1月18日時点で、まだシマノHPには情報が出ておらず、詳細スペックはわからないんですよね〜。

ミノーやシンペンなど巻物系中心の湾奥シーバスゲームにベストマッチなワールドシャウラの決定版といえばこれ。

ワールドシャウラは現行モデルを3本使っていますが、中でもウェーディングでのシーバスにマッチするのは2832-RS2。


大型が期待できるシーズンや雨後河川など引きの強い魚を相手にする時を中心に使っていますが、もともと2832RS-2は10kg程度までの魚をターゲットにしたロッドで、湾奥シーバスロッドとしては比較的パワーがある部類(エクスセンスシリーズに置き換えるとMクラス相当)なので、ワタクシの普段やるチマチマした釣りには若干オーバーパワー気味。


そこで 以前から、8ft台で1パワーの2831が出てくれないかなぁと思っていましたが、今年になってついに新生ワールドシャウラとしてリリースされることになりました。


2パワーでは若干扱いにくかった小型ミノーやシンペン、スプーンなどでの釣りも、2831ならベストマッチではないかと思います。


何年か前までトラウトロッドであるカーディフのLクラスでリバーシーバス釣りにはまっていた時期がありましたが、若干短めかつアンダーパワーのロッドを使ってのシーバスとのやりとりはスリリングそのもの。



想像しただけで釣りが楽しくなりそうなロッドですが、やはりこのロッドも問題は価格(笑)


シマノでもトップクラスの価格帯を誇る(笑)ワールドシャウラシリーズだけに、ただ「楽しそう」という理由だけで気軽に購入できるお値段ではありませんね〜。




・・・というわけで、上記3種のロッドいずれも、欲しいなぁ〜と悶々とするだけで、結局買わない(買えない)んだろうなぁと思います。


年々シーバスタックルも細分化が進み、状況特化型のロッドも増えてきたように思いますが、個人的にやはり好きなのはある程度の汎用性がありつつ、魚とのやりとり、駆け引きを楽しめるロッド。


多分今年も、そのあとも、引き続きいつもの浜ばかりに釣りに行くでしょうから、今使っているロッドの布陣で大きく不満を感じることもなさそうなので、よほどのことがない限りメインロッドのリプレースしないでしょうね。


というわけで、ブログネタとしては面白みのない話になってしまいましたが、こうやって文章に書いてみることで、物欲を抑えることに成功できたので、個人的には満足です〜(笑)



※追記

結局その、エクスセンスインフィニティの906MLと906Mの2本と、ボーダレスショートスペック260M-Tを買ってしまいました。
購入記と実釣インプレはコチラをご覧ください。




なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。

よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。

スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!

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