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ルアーについて 期待の新作 DUO ベイルーフ マニックフィッシュ99のインプレ

2017年6月14日水曜日

DUO インプレ ルアー レビュー 使い方 評価

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今回ご紹介するルアーは、2017年6月6日に出荷開始されたばかりのDUOの新作、マニックフィッシュ99です。


弟分のマニックフィッシュ88は過去に多数の実績を残してくれたルアーで、個人的にも大変信頼しているルアー。


さて、兄貴分のマニックフィッシュ99はどんなルアーでしょうか。


個人的には発売を待ちに待ったルアーです。




どんなルアー?


重量16g、全長99mmのシンキングペンシルです。


マニックフィッシュ88をそのままサイズアップしたような外見に、やや大型の6番フックがついています。


手に取ってみると、意外とずっしりした重量感を感じます。16gというのは、マニック115と同じ重量で、手にしただけで飛びを予感させます。

マニックフィッシュ88と99の比較写真。


ぱっと見た感じでは、マニックフィッシュ88に比べて、若干フロントアイが下よりについているような印象を受けます。


この記事を書いている6/13時点で、まだDUOのホームページなどで詳細な情報は出ていないようですので、ルアーパッケージ裏面の解説文を引用したいと思います。

BayRuf MANIC FISH 
水面を狙い撃つ、新機軸シンキングペンシル 
カタクチなどのベイトフィッシュのサイズ感に合わせたアウトラインと、唯一無二のロールアクション・マニックムーヴを再現可能な最大重量のウェイトバランスで設計されたマニックフィッシュ。クラストップレベルの飛距離で、遠くのボイルを狙い撃ち、広範囲からシーバスを誘い出す。水絡みのよい高比重ボディは、トップウォータープラグにありがちな喰い上げによるミスバイトを抑え、フッキング率を高める。また、高速トゥイッチによる誘いにおいても、捕食のスイッチを入れる不規則なパニックアクションを誰もが簡単に演出。マニックフィッシュは新たなサーフェースゲームを可能とする。 
(マニックフィッシュ99パッケージ裏面より引用)


キャストフィール


とりあえずいつもの浜で投げてみましたが、キャストフィールは素晴らしいの一言です。


マニックフィッシュ88も非常に投げやすいルアーでしたが、このマニックフィッシュ99の16gというウェイトは、LやMLクラスのシーバスロッドでしっかり胴にのせて遠投できるジャストな重量だと思います。


具体的な飛距離は測っていませんが、投げてみると1.2号PEラインを使用しているにもかかわらず、着水点がよく見えないくらい遠くに飛んでいます。


感覚的にはシマノのぶっ飛びシンキングペンシルであるトラインデント115Sに迫る飛距離ではないかと思います。


同じ重量でより細身のマニック115より、さらに飛距離は上のように感じますので、不思議ですね。



レンジとアクション


リトリーブしてみると、このルアーは水面にまで浮上して、例のマニックムーブアクションを発生します。


どうやら、この浮上性能は非常に高いようで、割とスローに引いてもすぐ水面付近にまで浮かびます。


逆に言うと、「水面下何㎝」までレンジを入れて使うためは、非常にシビアなリトリーブスピードのコントロールが必要になるような印象を受けました。


こういうレンジを入れた使い方をできるスピード幅はかなり遅めでかつ狭め(遅すぎると沈降していく)で、かなり慣れを要しそうなので、明るいうちに充分スイムテストをして、体で覚えるしかなさそうですね。


また、アクションしているときの姿勢は見た感じ、88よりもだいぶ頭上がりになっているような印象を受けます。


マニックフィッシュ88では、比較的水平に近い姿勢で、水面下にレンジを入れて使うことも容易でしたが、それに比べると99はやはりトップ的な、水面での使用を想定して作られたルアーではないかと思います。


前項に書いたフロントアイの下よりの設置角度も、このような使い方を意識したセッティングになっているのかもしれません。


また動きの質についてですが、コレもマニックフィッシュ88とは少し違いがあります。


マニックフィッシュ88では、水面下にレンジを入れて使うとき、リトリーブスピードがスローだとマニックムーブと呼ばれる純粋なローリングアクションをして、少しスピードを速めると、テールを左右に振るスラロームアクションをするという性格ですが、このマニックフィッシュ99の動きではこのスラローム要素は見られませんでした。


このことからも、マニックフィッシュ99は、単に88のサイズアップではなく、やはり初めから引き波系あるいはトップ的な使い方を想定して作られたルアーではないかと思います。



どんなシーンで有効か



上記レンジとアクションの項で述べた通り、このルアーは大きく分けて2種類の使い方になると思います。


一つは、普通にリトリーブして水面で引き波を立てて、微細なローリングのマニックムーブアクションで誘う、引き波系ルアーとしての使い方。


そしてもう一つは、ロッドをシェイクしながらリトリーブしてパニックアクションをさせる使い方です。

マニックフィッシュ99はトップウォータープラグだ。


前者の方は、魚が水面を意識しているような状況やバチ抜けシーンなどで有効そうですね。


また、後者の方は、トップウォータープラグとしての使い方で、コレも魚が水面を意識しているとき、魚系ベイトが上ずっているとき、またシャローで魚を水面に誘い出して釣る時などに有効だと思います。


キャスタビリティはかなり高いため、マニックフィッシュ88よりもより広範囲に誘い、探ることができると思います。


サイズとウェイトが大きくなった分、このトップの使い方では、よりルアーの水面への食らいつきがよく、ロッドのシェイキングとアクションのテンポが掴みやすく、使いやすくなっていると思います。


初釣行ではうまく魚をヒットさせることはできませんでしたが、それでも一度、アタックはあって、水面がモワンと盛り上がりました。


実際にトップでアクションさせてみると、やはり88と比較してもより高いアピール力がありそうですね。


まとめると、マニックフィッシュ99は弟分の88とは異なる個性を与えられた「トップウォータープラグ」とみるのが正しいようです。


個人的には、88のような水面下での可変アクション的な動きをする、食わせのシンペンを期待していたものの、それとはちょっと違う性格のようですが、コレはこれでマニックシリーズの一バリエーションとして持っておいて損はない一本だと思います。



とりあえず一本買うなら、レンズホロにレッドベリーのこのカラーかなと思います。
コレも、クラッシュホロがナチュラルなアピール力ありそうで魅力的ですね。
デイ・ナイトとも汎用性高いかなと思って、ワタクシはこのカラーを買いました。


※他のマニックシリーズのインプレは是非コチラもご覧になってみてください。


なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。

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