2017年5月27日土曜日

フィッシュグリップの使い方、それでいいの?いつもの浜デイ&ナイトウェーディング

5/25、昼間に時間がとれたので、またまたいつもの浜に釣りに来てしまいました。

今日は12:39干潮、潮位5㎝から、19:08満潮、潮位166㎝、その後翌00:52干潮、潮位74㎝という大潮の潮回りで、デイゲームでは干潮からの下げを、そしてあわよくばナイトもやってしまおうかという算段。


ちょこっと海中掃除?


やはりこの時期、昼間の潮の動きが大きく、到着した13時ごろはいつもの浜でもかなり海底が露出しています。


実はこの時間に来たのにはほかの狙いもあって、過去に根掛かりロストしたルアーも回収してやろうという次第。


ワタクシ根掛かりロストは大嫌い。普段から太目のラインを使うなど、配慮はしているつもりですが、それでも切れた場合は、根掛かったおおよその位置を覚えておいて、こういう機会があるときに可能な限り取りに行くのです。


前日初めてこの浜にもアカエイが生息することを知ったワタクシ、濁り潮の中恐る恐る海中を移動しながら捜索すると、予想通り出てきました。



シマノトライデント115Sダミキまめさん55邪道Envy105と、過去に無くしたルアーを次々と回収成功。


1号や1.2号など、太目のPEを使用していると、岩への根掛かりした場合はたいていフックを曲げて回収できるのですが、今回救出したものはすべて、水中に放置された大型ビニールシートごみ(産業用?とてつもなくデカいヤツ)やナイロン製ズタ袋(土嚢袋?)など、岩以外のゴミに引っかかってました。


これらは誤ってフッキングすると、多くの場合針先がフトコロまでしっかり貫通してしまうので、こうなるとなかなかフックが曲がってくれず、結局太目の糸でもラインブレイクしてしまうのです。


ちょっと潮が動き出すまで、これらのゴミを海中から地上にずり挙げるお掃除を敢行。


大型厚手のビニールシートはあまりに大きすぎて掃除しきれませんでしたが、これで少しは根掛かりが減るかな?


しかしこんなもの誰が捨てたんだ(怒)



デイゲーム、魚の捜索開始



お掃除を終えたころ、流れが出てきたので今度は魚の捜索開始。


デイゲームで、しかもかなり濁りが出ているため、メタルバイブ中心に、時折VJ-16も交えたローテーションで、広く探っていきます。


すると、いつものカケアガリ付近で、何やらガツンとヒット!


慎重にファイトして上がってきたのは、50㎝位のシーバスでした。

エラ洗いはしなかったものの、やっぱりデイで釣ると気持ちがいい。



フィッシュグリップ使用時は気を付けよう


しかし、このシーバス、フックを外してよく見てみると、どうも釣られた跡がある。






魚は早く水に返さないといけないので、いいアングルで写真を撮る余裕はありませんでしたが、口吻部分にはフックによると思われる傷(私のフッキングとは別の場所)があり、下あごにはこれまたフィッシュグリップで空いたと思われる孔が。


この孔、見るからに痛々しいですが、孔の周りは肉が変な形に膨れ上がって、細菌感染でもしたのでしょうか、明らかに化膿していそうです。


ルアーを食ってきて、きちんと口に掛かってきた魚なので、餌を獲ることはできているんでしょうが、非常に気の毒な状態。


以前、ネットでフィッシュグリップによる貫通孔の話題が上がっていたことがありましたが、その時、「フィッシュグリップの穴の大きさであれば魚のダメージにはならない。弱って死ぬことはない。」という論が出ていたのを見たことがありました。


コレは、理屈上は正しいのかもしれませんが、やはり、貫通孔の空いた実物の魚を見てみると、屁理屈にしか聞こえません。


「フィッシュグリップを使うのがよくない」というつもりはなく、「フィッシュグリップを使う際、貫通孔を開けないよう気を付けて使うことが大事」というのが、言いたいところです。


フィッシュグリップは、先端のかみ合わせ部分が、シーバス(チヌでも同様)の厚みある下唇中央先端部を引っかかりとして、「∩」字形のアゴのラインに対し垂直(魚体に対しては水平)に掴んでいるような状態だと、個人の経験上の話ですが、まず孔をあけることはありません。
(魚が暴れて、うっかり孔が開いてしまうこともありえますが、ごく稀です。)


良くないのは魚の下あごに対してねじり方向の角度をつけて、刃先が皮膚を圧迫するような持ち方をしたり、下あご両サイドの皮膚の弱い部分を掴んで使うこと。


このような使い方では、貫通孔をあけてしまう確率は格段に上がってしまいますので、絶対にやめていただきたい。


最近はWEBや雑誌などでのあからさまなグリップ貫通写真は減ってきたように思っていますが、多数の魚を釣ってきたプロアングラーの方々や、それを取材するメディアの方々は、当然上記のようなことはご存知だし、取材時に配慮もされていると思います。


だからこそ、影響力あるアングラーや釣り関係のメディアは、もっとこういったところを啓蒙するような情報発信を積極的にしていってほしいものです。


かくいうワタクシも、過去にはさほど魚体保護を意識できていなかったこともあり、普段そもそも釣りという「遊び」であれこれ魚を虐待している身であるため、偉そうなことは言えませんが、最近は可能な限り魚を傷つけないよう、ラバー製ランディングネットを使ったり、やけどさせないよう素手で触らない、乾いた地面や熱い地面に魚をおかない、魚体を引きずらない、フックはバーブレス化する、なるべく早くリリースする・・・など、あれこれと気を遣っているつもりです。


しかし今回この魚を釣って、貫通孔の空いた魚の姿を目の当たりにして、改めてフィッシュグリップの使い方には細心の注意が必要なんだと、再認識させられました。


ワタクシも含めた多くの方が、キャッチ&リリースを前提とした「ゲームフィッシング」をされているかと思います。(もちろん、キャッチ&イートの方も多いと思いますが。)


つまり、釣り人の都合である「遊び」によって、魚はアレコレ傷つけられてから、元の水中にリリースされてしまうのです。


そうであるからこそ、釣り人はリリースまでの間に、せめて魚に必要以上にケガを負わせないよう気を付ける必要がある、そして、どうすればケガさせないで済むか、知って、学んでいく必要があると思うのです。




デイゲームその後


話が大分脇にそれてしまいましたが、このシーバスを釣ったあと、立て続けに釣れるかな?と思っていたら、立て続けに2匹ナルトビエイを掛けてしまいました。

浅瀬で無事フック外しに成功、かなり水を掛けられましたが、丁重に海にお帰り頂きました。しかし2連続はひどい。勘弁してよ~。



運がいいのか悪いのか、使用ラインはよつあみG-Soul UpgradePE X8の#1.2。


このライン、引張強度25ポンドなので、エイ相手でも全く切れる雰囲気はありません。


そのうちの2匹目がでっかいヤツで、ファーストランでラインをめちゃくちゃ引っ張り出されたため、遠距離のひっぱりっこで体力的にもうヘロヘロ、しかも、掛かったフックを外そうとして使ったウェーディングネットの柄を折られてしまった・・・


という訳で、その後はゴミと、浜辺で回収したルアーを持ち帰り、駐車場に戻って休憩&水分補給。


やはり釣果がシーバス1本だけでは寂しいので、休憩がてら、ナイトゲーム向けのルアーや装備を準備して、再度ポイントに出直すことにしました。


今日は満潮時刻と日暮れが近い。美しい夕暮れの空でした。



そしてナイトゲーム


そして待ちに待ったナイトゲーム、満潮からの下げの時間帯に入りました。


途中、チヌゲームをしに来られた方がポイントに入る際に挨拶してくださいました。


狭いポイントなので、こういうのは気持ちいいですね。


しかしチヌゲーはイマイチだったのか、その方はすぐにお帰りになったようです。


そして下げ始めから1時間ほど経過したころ、いつものように沖の方がざわざわ。


水色は濁りが強く、目視でバチの姿は確認できませんでしたが、どうやら今日も祭りが始まったようです。


よっしゃシーバスさんいらっしゃい!と、必死でルアーを投げますが・・・





祭りの参加者はまたまたボラやんばかりだったようです。


結局、掛けても掛けてもボラやんばかり(すべて口にフッキング)続く中、祭りも1時間少々で終わってしまった様子で、水面のざわざわもなくなってしまいました。


結局、昼間から長時間頑張ってシーバス1匹、これではどうも満足できません。


というわけで、いつものようにキビレ捜索を開始。


今日は一か所で粘りすぎたので、ポイントを変えて陸から捜索することにします。


VJ-16冷音14gまめさん55をローテーションしていると、今日はピンクのまめさんで明快なアタリ。




サイズは30㎝位と、小さかったですが、充分満足です。


最近、クルクルバチのバチ抜け祭りではボラやんばかりで不漁続きの中、こうやって毎回癒やしてくれるキビレさんの存在が本当にありがたい。


なんだかんだ言って、魚が釣れてくれるだけでも感謝せねばなりません。


昔ロストしたルアー達も無事救出できたし、いい一日でした。


この日救出したルアー達。左3本はワタクシがロストしたものです。面白いことに、ロスト後1か月以上経ったEnvy105は、防錆効果の高いがまかつRB-Mをつけていましたが、ベリーのフックはフックポイントが溶けて無くなっており、さらにテールフックは跡形もなくなっていました。いずれにせよ危険な海中ごみを増やさなくて良かった。今後もロストしたら救出作戦を敢行するつもり?です。



大自然よ、今日もありがとう。


【タックルデータ】

ロッド:シマノ/エクスセンス S902ML/AR-C TunedAR-C
リール:シマノ/’13エクスセンスLB C3000HGM
ライン:よつあみ/G-Soul UpgradePE #1.2

【ヒットルアー】



2 件のコメント:

  1. 昼夜の連投釣行、お疲れ様でした。
    今回の記事は、釣り方とは違う方面で、色々と勉強になりました。
    今期シーバスに本腰入れるまではタチウオメインでしたので基本はキャッチ&イート。いかに魚体を大切に扱うかという視点より、いかに効率よく〆て時合に数釣りするかというのが頭にありましたので、リリースを丁寧に行う方法については今後しっかり学んでいきたいと思います。
    タチウオシーズンには波止のゴミ拾いを少しして帰る習慣がありましたが、これからも自分に出来ることはまめにやっていきたいと思います。
    釣り人は魚を傷つけますが、根っこでは魚が好きで自然を愛する人たちですからね。

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    1. 紙風船さん、コメントありがとうございます。

      >釣り人は魚を傷つけますが、根っこでは魚が好きで自然を愛する人たちですからね。

      おっしゃる通りですね~。

      ワタクシ自身も何年か前まで、フィッシュグリップ貫通とか、アツアツ地面に置いちゃったりとか、度々やっていたように思います。でも、(食べる場合はもちろん別で)好きで魚を傷つけたい訳ではなく、単に知らないだけで、イノセントにやってしまっているだけで、実際そういう釣り人も多いんじゃないかなーと思います。

      なので、(自分自身も含めて)ちょっとした気づきの機会、知る機会があればイイなと常々思っています。(この辺りの情報発信は釣りに携わるメディアやプロにも継続して頑張ってほしいなぁ・・・)

      魚体保護の話も、ゴミの話も、所詮は「キレイゴト」と思われる人も中にはいるかもしれませんが、「やらないキレイゴト」よりは、「やるキレイゴト」の方がイイはずと信じています。

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